【感想】りゅうおうのおしごと!(1~5巻)【ラノベ】
1巻あらすじ
玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました! 」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え
最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!
最近アニメ化も決まった「りゅうおうのおしごと!」ですね。
今のところは6巻まで出ていますが、今回は切りが良い5巻までの紹介にします。
5巻で、第1部完!みたいなところがあるんでね!
どういうお話か?
まず、これは結構ガチな将棋ラノベで、初めのストーリーはこうです。
「プロ棋士の主人公が将棋のタイトル『竜王』を取ったが、その後スランプに落ちいってしまう…
そんな時に主人公の家にある女子小学生が、弟子にしてほしい!とたずねてきて、主人公はその子を弟子とすることにする。」
イメージとしては、「ロウきゅーぶ!」の将棋版といったところでしょうか?
ただ少し違うのが主人公が結構試合を行うところで、これが非常に熱い!!
自分はここを一番楽しみにして読んでますね。
さらに、泣けるシーンまであります!油断できないですね…
また、「ヒカルの碁」みたいにルールを知らなくても楽しめる本なので、「将棋知らないから…」と心配する必要は全くないです!
※ちなみに自分は駒の動かし方がわかるレベルですが、大丈夫でした。
お勧めポイント
①将棋の試合描写がとにかく熱い!!
試合中の心情描写や駆け引きが素晴らしいとも思いますね。
スポーツとかと違って動きがない将棋でこの臨場感はホントにすごいと思います!
(ぶっちゃけ、ただ座ってるだけですからね(笑))
特に第1部完となる5巻の試合はすごいっすね、3巻も良かったけどね。
②将棋のことに詳しくなれる
今、中学生プロ棋士の藤井総太先生によって注目されているので
将棋界について気になってる人も居るのでは?
そういう人にはこのラノベ打ってつけだと思いますよ!
読んでれば自然に覚えちゃいますんで、むしろそういう将棋を知らない人の方が
楽しめるんじゃないかなぁ。
ネガティブポイント
①ロリ要素多め
それこそ「ロウきゅーぶ!」でも自分は思ってたんですが、この作品でも思うことがあって、
ロリキャラのあざとさが狙いすぎててちょっときつい時が…(笑)
そんなに悪いわけじゃないんだけどね、どうしても将棋の描写が良すぎて「早く将棋のところ見せろ!」ってなっちゃうんですよね…
②将棋に詳しい人ほど目につく点がある
らしいです。
正直自分は駒の動かし方がわかるレベルの人なのでわかんないんですが…
そんな自分でも「羽生先生をモデルにしてるんだろうなぁ」というのがわかるキャラもいたから
詳しく知っている人から見たらそうなんだろうなぁとは感じますね。
まとめ
お勧め度:★★★★★
お勧め人物像:
・将棋について少し興味がある人
・熱いストーリーが見たい人
・ロリコンな人
向かないかもしれない人物像:
・すでに将棋にかなり詳しい人
・ロリコンじゃない人
以上です。
今とっても旬な作品で、5巻までなら切りも良い感じなんで追いやすいと思いますよ。