キロリアの3冊目

オタクの3冊目=布教用 ということで、自分(キロリア)が布教したいラノベやギャルゲなどの感想を気持ちのままに書いていくブログです。

【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(1~11巻)【ラノベ】

1巻あらすじ

 

孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう―そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。

さえない俺がひょんなことから美少女と出会い…どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!繰り広げられる間違いだらけの青春模様―俺の青春、どうしてこうなった。 

 

 

2013年、2015年と2度アニメ放映された「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の原作ですね。

今のところは12巻まで出ています。

12巻が出たのは最近かつ、まだ読めてないので他の記事であげます!

 

どういうお話か?

正直、めちゃくちゃ有名な作品なので書かなくても良いかもしれませんが、

基本的には"ラブコメ"です。

しかし、その中で他の作品と違うポイントとしては、

・主人公の個性的なキャラ

・斜め下な問題解決方法

 

・主人公の個性的なキャラ

 

ものすごい卑屈な主人公ですが、それでは言い表せないほどの良いキャラをしてます。

ラノベの主人公は個性的なキャラが多いと思いますが、これは他に見たことがない個性ですね。

 

その証拠にSS(2次創作)では、主人公を魔改造しまくりチート仕様にした「HACHIMAN」というのもあるらしいですよ。

昔にあったといわれている「Uー1」みたいなものですね(笑)

 

 ・斜め下な解決方法

 

主人公がこんなキャラなので、いざ問題が発生した場合の解決方法がホントに斬新!

読んでる時に解決方法の予想できないんじゃないかな…

 

お勧めポイント

①主人公のキャラの良さ

これは上でも書きましたが、この作品の最大の特徴だと思います!

 

ボッチで卑屈のくせに、自分のことは大好きで、「一生働きたくない!」というような主人公だけど好きになってしまう…!

いやぁ、良い主人公ですよ!

 

アニメ放送時にはtwitterで「俺、八幡そっくりだわー」という人が大量発生したのもしょうがないね!

…いや、やっぱりそれはしょうがなくないわ… 

 

   

②読者が考察してしまう展開

 

キャラが生き生きしているので、そのキャラの考えの元で発言していきます。

その結果、意味深な発言が増えていくんですね。

そりゃあ、読み終わった後なんかに「この発言の意味ってなんだったんだろうな?」って考察したくなりますよ!!

 

個人的に、読者が考察したくなるような作品って本当に素晴らしいと思ってるんですよ。

それだけキャラが立っていて、正直、そのキャラが実際に生きているように見えるんですよ!

こういう考察させるまでにキャラが立っている作品がもっと増えて欲しいなあ…

 

③誰と結ばれるのかわからない展開

主人公が最終的に誰と結ばれるか本当にわからない!

やっぱりラブコメはこの状況が一番楽しいね!

こういうハラハラをラブコメには求めていたよ!!

 

そしてですね、この作品で断言できることは…

誰と結ばれようとネットが荒れます!

もう間違いないですね、これは(笑)

 

それでも作者には頑張って書ききって欲しいし、

あわよくば、"一色いろは"エンドにしてほしい!

…さすがに無理か(笑)

 

ネガティブポイント

①ギャグの旬が過ぎているかも

その発売当時旬だったものからギャグが書かれているので、

もしかしたら元ネタがわからないようなものもあるかも知れないので

一応ネガティブとして挙げときます。 

 

 

②序盤(1~4巻くらい)の展開が好きな人は受け入れられなくなるかも

 序盤はギャグメインの展開ですが、

中盤~終盤になるとなかなか切なくどんよりした展開も入ってくるので

ギャグしか見たくないという人は微妙かもしれない。

 

 

 まとめ

お勧め度:★★★★★

 

お勧め人物像:

 ・主人公のキャラは濃い方が好きな人

 ・純粋に面白いラブコメが見たい人

 ・考察していたい人

 

向かないかもしれない人物像:

 ・ギャグだけでゆるーく読みたいんだという人

 ・パロディネタはつまんない!という人

 

以上です。

1~11巻を読み直したんで今更書いちゃいました(笑)

やっぱりラブコメ作品としての完成度は高いです、後は作品を締めることができるかだと思います。

それでは12巻を読んできます!