【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(12巻)【ラノベ】
あらすじ
バレンタインデーのイベント、水族館での雪の日を経て、自分たちが踏み出すべき一歩を定める八幡たち。そんな奉仕部に、ある大きな依頼が持ち込まれる。その依頼に対して、雪乃が決意と共に出した答えとは…。
―たとえ、その選択を悔いるとしても―。時間の流れがいつか自分たちを大人にするのかもしれない、出会いと別れを繰り返して人は成長するのかもしれない。でも、いつだって目の前には「今」しかなくて―。
それぞれの想いを胸に抱えながら、八幡、雪乃、結衣が選ぶ「答え」とは。新たなる青春群像小説、物語は最終章へ。
※1~11巻までのネタバレ及び12巻のネタバレをかなり含んでいるので、
それを踏まえた上でお読み下さい!
2017年9月に発売された「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」の12巻です。
11巻から2年経ちましたが…
感想
最終章の1巻目という今回ですが、
やっぱり面白いですね!
余韻を持たせる場面描写、
簡単に読めない人間描写、
あの独特な八幡節、
全て変わってないです!
今までの奉仕部の振り返りから入り、ゆきのんの相談から、小町の受験や、生徒会のプロムの手伝いと進み、最後は由比ヶ浜の考えさせられる心情描写で終わるという今巻ですが、
結局この巻のメインは「雪ノ下家の事情」でしょう!。
その中でも今回は雪ノ下陽乃がメインだと個人的には思っています。
雪ノ下陽乃と言えば、八幡も近寄りたがらないボスキャラのようでしたが、
それゆえに陽乃が何を考えているのか誰もわからなかったが
今回色々と心理描写の機会が増えて、少しこのキャラに対する考えを改めた人も多いのではないだろうか!
ちなみに、自分は少し変わりました。
得体の知れなさが少し薄れて、そこに少し同情してしまうような気持ちが出てきましたね。
そして、今後の展開では陽乃が一番のキーマンになるのでは?とまで睨んでますが、
どうなるでしょうかね?
次巻が楽しみです!
…何年後かなぁ…
気になったポイント
・雪ノ下陽乃は何をあきらめたのか?
・雪ノ下雪乃に対して八幡はどうするのが良いのか?
・由比ヶ浜由比の恋の行方はどうなるのか、なりたいのか?
・比企谷八幡はどう動いていくのか?
・雪ノ下母は最強じゃないのか!?
まとめ
お勧め度:★★★★★
以上です。
久々の新刊ですけど、相変わらず面白いですね!
こういう読んだ後に考察したくなっちゃう作品はなかなか無いですよ。