【感想】グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-【ギャルゲ】
あらすじ
──その学園は、少女達の果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、
その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。
──その少女は、生まれてきたことが既に間違いだった。
逆らった罪──
──生きながらの死
誰も守ってなんかくれない──
──そして生き残った罰。
そこは、少女達の果樹園。
彼女達は、後悔の樹に実った懺悔の果実。そんな少女達に、俺に一体なにが出来る…?
それは、一人の少年が夢見た永遠の希望──
2013年8月にPSVita版として発売された「グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-」です。
原作は2013年に発売され、アニメも2014年にあった作品ですね。
どういうお話か?
大まかなストーリーとしては、
"さまざまな傷を負ったヒロイン達を主人公が救っていく"
というストーリーになっています。
まぁ、これだけだと割と他のゲームでもよくあると思いますが
このゲームの売りとしては何と言っても、主人公の風見雄二だろう!
…と個人的には思っています(笑)
この主人公がなかなかいいキャラをしていて…
詳しくは本編や、アニメを見て欲しいですけど、
あ、それとアニメだけ見た人でも天音ルート以外はかなり内容が違うのでこの機会にやってみると良いと思いますよ!
キャラ紹介(主人公、ヒロイン)
・風見 雄二(かざみ ゆうじ):主人公。№9029。
・榊 由美子(さかき ゆみこ):巨大財閥「東浜電鉄グループ」の令嬢。クーデレ。へたれ。
・周防 天音(すおう あまね):お姉さんキャラ。エロい。
・松嶋 みちる(まつしま みちる):基本明るい性格。金髪ツインテ。ツンデレ(?)。バカ。
・入巣 蒔菜(いりす まきな):無邪気な性格。ロリ。口が悪い。
・小嶺 幸(こみね さち):優等生的な性格。天然ボケ。メイド服。
攻略ポイント
・ルートのロックはないです。
・推奨攻略順もないです。
・基本、各ヒロインそれぞれに「BADEND」「TRUEEND」が存在します。
お勧めポイント
①一筋縄ではいかないキャラ
主人公の話は上で少ししたけど、ヒロインも少し変わっていて、
蒔菜は"ロリキャラ"だけど、"口の悪さがあまりにひどい"し、
幸は"優等生キャラ"だけど、"ロボットみたいな性格"だし
とちょっとテンプレから外れたキャラになってます。
(由美子と天音はまだましかな…?)
個人的にこの作品の良かったところは、この"テンプレから少し外したキャラ達"というのがあると思ってます!
ある程度こういうゲームをやっている人はキャラが出た瞬間に、
「あーこういう感じのキャラか」とか、「~の作品の~みたいな感じか」って思っちゃうんですよ…少なくても自分は(笑)
ですが、進めていくと「キャラがそれぞれ思っていたのとちょっと違う」
この"ちょっと違う"というのがプレイヤーの印象に残るんじゃないのかなぁ…と思っています。
全く違った場合だと、最悪「なんだこういうキャラかぁ」っていう
期待とは違うことに対する落胆があるが、
"ちょっと違う"というのはプレイヤーの期待に沿った上で+αで予想を外したキャラということで印象がかなり良くなる!
個人の考えですけど(笑)
でも、自分は現に今でもみちるとか、幸大好きですしね!
ネガティブポイント
①個別ルートが重い
共通はギャグが面白い(下ネタが受け入れられればですが…)んですが、
個別ルートは重くなります。
特に天音ルートは超ヘビィ級です!
この作品はその重いシナリオが評価されているんですが、
個人的には微妙かなあ…と思ってるので、人によっては自分と同じように思う人もいるんじゃないかと思ってここに書いときました(笑)
まとめ
お勧め度:★★★★☆
お勧め人物像:
・ギャルゲ中級者
・下ネタOKな人
向かないかもしれない人物像:
・重い話が苦手な人
・度を超した下ネタがキツイ人
以上です。
アニメもやってたんでストーリー知ってる人も多いかもですが
どうせなんでやってみると良いと思いますよ!
あと、お勧めポイントに考察書きすぎた…