【感想】あまのじゃくな氷室さん(1巻)【ラノベ】
あらすじ
完全無欠な優等生だが、高圧的で性格はキツく毒舌ばかりの生徒会長・氷室涼葉。そんな彼女に想いを寄せる副会長・田島愛斗は、ある日彼女の言葉の裏に隠された“本当の気持ち”が聞こえるようになっていた! そんな涼葉の本音――それはなんと、あの辛辣でキツい態度や毒舌の何もかもが建前で、本当の彼女は愛斗にべた惚れだったのだ! お互い両想いとわかって喜ぶ愛斗。解答付きの恋愛ならハッピーエンドなんて楽勝だよね! ということでさっそく告白をしたものの……断られちゃった!?
MF文庫Jが贈る、答えがわかっているのにすれ違っちゃう捻れ系青春ラブコメ開幕!
2017年12月に1巻が発売された「あまのじゃくな氷室さん」になります。
第13回MF文庫J新人賞の審査員特別賞になった作品ですね。
どういうお話か?
ストーリーとしては、"王道ラブコメ"ですね!
突然、ヒロインの本音が聞こえてくるようになり、自分と両想いだったことを主人公が知る
…というファンタジー設定なところから始まるので少し人によって抵抗はあるかもしれないけど、そこは許してもらって(笑)
お勧めポイント
ニヤニヤできる可愛いヒロイン
この作品で一番の売りで、大きな特徴だと思う!
例えば、メインヒロインの氷室さんは外からは全くデレ要素のないツンキャラだけど、
この作品では、本音が聞こえてしまう
そうなったときにこのキャラがどんなキャラになるかというと…
"すぐに答えのわかるツンデレキャラ"になるわけですが、
このニヤニヤできる可愛さはヤバいですね!!ずっとニヤニヤしながら見れます!!
なので、キャラの可愛さに悶えたいという人にはお勧めしたい作品です。
ネガティブポイント
ファンタジー設定を許せるか
やはり、"ヒロインの本音が聞こえる"というのはファンタジー設定になってしまうので
受け入れられない人もいるんじゃないかなぁ…と個人的には思ってます。
要は、「ラブコメ作品のファンタジーがどこまで許せるか」という個人個人の好みがあると思うんで…
自分的には問題なかったけどね(笑)
まとめ
お勧め度:★★★★☆
お勧め人物像:
・ツンデレ好きな人
・可愛いキャラを見てひたすらニヤニヤしたい人
・「ニヤニヤしてる自分キモッ」とか思わない人
向かないかもしれない人物像:
・あまりにファンタジーな設定は許容できない人
・ヒロインの氷室さん、砂城さんの両方ともしっくりこない人
以上です。
ギャルゲー的に言うと、「キャラに全振りしたキャラゲー」っていうイメージが個人的にしっくりきますね!
そしてそういうのに限って面白かったりするんだよなぁ…
なので、ニヤニヤしたいっていう人には一度是非読んでもらいたい作品です!!