キロリアの3冊目

オタクの3冊目=布教用 ということで、自分(キロリア)が布教したいラノベやギャルゲなどの感想を気持ちのままに書いていくブログです。

【感想】スコップ無双(1巻)【ラノベ】

あらすじ

 

アランは地上最強の鉱夫だ。
掘ること100年、スコップから岩石溶解ビームが出た。
1000年でビームは波動砲に進化した。グッと気合を入れたら撃てたのだ。
ある日、アランは王女リティシア姫を山賊から救う。
スコップ波動砲で山賊を(山ごと)消し飛ばすと、姫に護衛を頼まれた。
お礼は「なんでもします!」
そして始まるスコップ無双。唸る鉱夫狙撃、轟く鉱夫爆撃。
あまりの強さに姫も即惚れ
「え、えっちなスコップ(動詞)私としてください!」
と求婚(?)されるが、その活躍は後に神話となる鉱夫伝説の序章に過ぎなかった――
見よ世界、これが英雄だ。
剣と魔法の世界をスコップ一本で無双する、痛快無比なる冒険ファンタジー
 

 

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出典:

https://www.kadokawa.co.jp/product/321807000811/

 

 

 

2019年1月に発売された「スコップ無双」の1巻です。

今(2019/5)では2巻も出てますね!

ちなみに1巻発売当時はリバーシブルで「シャベル無双」ってカバーだったらしいですよ。

なんでも西日本だとシャベルって言うのが多数派だかららしいですけど…

むしろその事実を初めて知ったよ!?

 

 

どういうお話か?

 

あらすじ見たらわかると思いますけど "ギャグ" です!

「気合を入れてスコップを握ったら波動砲が撃てるようになった主人公」ですよ?

わけわかんないでしょ!?

しかも、読んでいくと更にわけわかんなさが畳み掛けてきますからねw

 

イメージ的には…『ワンパ〇マン』

…いや、『ボ〇ボーボ・ボー〇ボ』を見た感じに近い感覚を覚える訳のわかんなさ加減なんじゃないかな?

訳わかんなすぎて思わず突っ込みながら読んじゃう面白さがありますよ!

 

とりあえず、今巻の中で一番印象的な、それでいてこの作品を象徴する一文があったんでこれを見て察してください。

 

 

―――どうせこの話もスコップでだいなしになるな。

 

 

 

お勧めポイント

訳が分からなすぎて頭がぐんにゃりしてくるようなギャグ

 

終盤読んでて「スコップって何なんだよ…」「やはりスコップ最強では…!?」

ってなるくらいにはぐんにゃりしてたよ…

 

1、2行くらいの間に訳わかんないことが一遍に出てきて

それが津波のように押し寄せてくるから

多分、ツッコミ切れなくて脳がパンクしたんだろうなこれw

…疲れてるときに読んじゃだめかもな…

 

いや、まあ実際こんな気持ちになるような笑えるラノベは前代未聞だから

結論としては、めちゃくちゃ面白いぞこれ!!

もちろん、個人差はあるけど自分は完全に嵌ってしまったw

 

ああ、ちなみに主人公がわけわからん奴筆頭か2番手だから感情移入はできるわけないから気をつけてね!

常識人ツッコミキャラ カチュア さんに感情移入しまくって

カチュアさんを愛でるための作品として読んで自分は良いと思う!

…頼むから2巻ではカラーの扉絵下さい…!お願いします…!!

 

 

ネガティブポイント

一発ネタでは?

 

正直、個人的には1巻のみで見ると…ネガティブポイントはないです。

強いて言うなら、お色気ネタ多い気がするくらいかな?

 

今、自分が抱いている懸念は「2巻以降パワーが落ちていくのでは?」というところですね。

こういう作品ってパワーダウンしていく傾向が多いんで…

 

実際に読んでみなければわからないんで気にしてもしょうがないですけどね!

スコップが道なき道を掘りながら進むように、自分たちもこの作品を掘り進めるしかないですからね!

…読み終わってすぐだからかなぁ…だいぶスコップに心が惹かれてるなぁ…

 

 

まとめ

お勧め度:★★★★★

 

お勧め人物像:

 ・『ボボボー〇・〇ーボボ』『ワンパ〇マン』辺りが好きな人

 ・思わずツッコミを入れちゃうような作品が読みたい人

 ・スコップ(シャベル)ファン、信者

 

向かないかもしれない人物像:

 ・主人公に感情移入して読みたい人

 ・スコップ(シャベル)アンチ

 

 

以上です。

 

今までにない形の面白さのラノベを読んだ気がする…!

合う人にはとことん合う作品だなぁ…つまり自分にはバッチリ嵌ってしまった。

でも、また頭ぐんにゃりするかもと思うと2巻読むのを躊躇してる自分がいなくもないw