【感想】Friend to Lover ~フレラバ~ 【ギャルゲ】
あらすじ
今年もまた春が来た。
桜が咲き乱れ、あたらしい生活の始まりに思いを寄せる季節だ。
この学園生活も2年目に入り、ようやく余裕が生まれてきたときに周りに目をむけると
「おい!部屋の雨漏りを放置していたらキノコが生えてきたんだけど!!」
「ごめんね?僕リザードマンにしか興味がないんだ」
「モチョッピィ」
俺の周りにはこんなやつらばっかりだった。
いや、確かにこいつらとつるんでいるのは楽しい!
だけど俺の学園生活は…たった一度の青春はこんな物でいいのか!?
満ち足りているけど満ち足りていない。そう、足りないものに気が付いてしまった。
俺だって健全な男のコ。 だからこそやっぱり彼女が欲しい!!
思えば変わっていくもの、気づくもの。男も女も想いは同じ。
『俺は(私は)恋がしたい』そこから始まる恋心。
--待っていたって恋は始まらない
2015年3月にPSVita版として発売された「Friend to Lover ~フレラバ~ 」です。
原作は2013年6月に発売された作品となります。
どういうお話か?
基本的に学園物のキャラゲーですが、
コンセプトとして「友達もしくは友達未満から恋人へ」という過程を重視した作品で、
そこを重視したシナリオとシステムになっているので他のキャラゲーともまた違う形で楽しめる作品になっています。
そして、何よりの売りが強烈すぎる主人公やサブキャラクター、ヒロイン達でのギャグシーン
これはめちゃくちゃ笑っちゃうシーンが多数だと思います!
その証拠にあらすじを見てもらうとわかる通り、主人公の友達おかしいでしょ!?
リザードマンにしか欲情できない男とかこのゲームでしか見たことないわ!!
キャラ紹介(主人公、ヒロイン)
・青葉 恭介(あおば きょうすけ):主人公(名前は変更可能)。2年生。母子家庭。
・皆原 陽茉莉(みなはら ひまり):幼馴染。クラスメイト。主人公とは少し疎遠になっている。ハムスターが好き。
・望月 理奈(もちづき りな):女友達。クラスメイト。一人暮らし。ゲームが得意。
・柊 ゆずゆ(ひいらぎ ゆずゆ):隣の席の女子。嫌悪系ツンデレ。男性嫌い。水泳が得意。
・沢渡 岬(さわたり みさき):先輩。謎多き(?)先輩。ゲーム開始時に主人公との接点はない。
攻略ポイント
・ルートのロックはありません。
・推奨攻略順は特にないです。
・トロフィーコンプをしたい人は攻略サイトを見ることをおススメします。
(自分みたいに後で泣きを見ます…)
お勧めポイント
①ギャグの面白さ
基本、頭おかしいキャラしかいないのでめちゃくちゃ面白いです(笑)
主人公も頭少しおかしくてボケキャラなのに、
その主人公もツッコミに回る時があるっていうのが中々レベル高いですね。
さらにそんなにギャグが面白いのにちゃんといちゃいちゃしてるっていう風に感じるのが
バランスとれているなぁとも感じます。
②ヒロインの嫉妬シーンが良い!
大体のヒロインのルートに他のヒロインに嫉妬するというシーンがあるんですが、
これが面白くて、可愛く、てニヤニヤしちゃって、もう…ありがとうございます!!
そのシーンに入る前の箇所でセーブしておいてます!!
この作品に限らずですが、 「他のヒロインに嫉妬する」っていうシチュエーション
個人的にギャルゲーで好きなシチュエーションの2位に入ってますよ(笑)
(ちなみに1位は「女装主人公がヒロインに男だとばれた瞬間」というシチュエーションです!)
ネガティブポイント
①読み返しづらいシステム
恋人になるまでの過程を重視したシステムになっており、
そのシステムのせいで少し読み返しがしづらくなってしまってる部分があります。
しかし、初見プレイではそのシステムのおかげで没入できる面もあるので
読み返すことを考慮しなければ面白いシステムだと思いますよ。
個人的イチオシヒロイン
最大の魅力はやっぱり、付き合う前と後での「ギャップ萌え」の大きさですね!
付き合う前の「男なんて嫌い!」からの付き合った後の甘々っぷりはもう素晴らしいですね!
他のヒロインもギャップはあれど、この子ほどのギャップの大きさにはならないですし、
嫉妬シーンも可愛くて…
これはもう絶対に好きになっちゃいますよ!ギャップ萌えって凄い…!
まとめ
お勧め度:★★★★☆
お勧め人物像:
・声を出して笑いたい人
・ヒロインの嫉妬って最高!な人
・青春を味わいたいという人
向かないかもしれない人物像:
・ギャルゲーに選択肢はいらない!という人
・シナリオゲーがしたい人
以上です。
システムのこともあり★4つにしましたが、
キャラゲーとして完成度が高い作品なのでぜひやってみてください!