【感想】青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(シリーズ8巻)【ラノベ】
あらすじ
初恋の人・翔子の未来を願った12月が過ぎ、いつの間にか咲太も高校二年生の3学期を迎えていた。
三年生の麻衣と峰ヶ原高校で一緒にいられる学生生活も残り僅かとなったなか、長年おうち大好きだった咲太の妹・花楓が誰にも明かしたことのない胸の内を打ち明ける。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」
それは花楓にとって大きな決意。極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押してあげ――。
『かえで』から託された想いを『花楓』が受け取り、未来へ一歩踏み出すシリーズ第8弾!
※シリーズの1~7巻及び、8巻のネタバレをかなり含んでいるので、
それを踏まえた上でお読み下さい!
“
出典:
https://dengekibunko.jp/product/aobuta/321709000765.html
”
2018年4月に発売された
「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」です。
青春ブタ野郎シリーズの8巻に当たりますね。
今更読み終わったっていうね(笑)
感想
この巻を一言で言うと…
"ギャルゲーのエピローグ" を見てる感じでしたね。
7巻の「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」で素晴らしいハッピーエンドを迎えた後に、
全ての主要キャラが登場して、7巻の後の各キャラの様子が見られる…
うん、完全にエピローグだよこれ!
だけど、シリーズのファンとして結構好きこういうの(笑)
あと、内容の大枠としては "花楓" のお話でしたけど、
確かに、 "かえで" のお話はあったけど "花楓" のお話は全くなかったんですよねぇ…
個人的に印象に残ってるシーンとしては、
保健室の咲太と花楓のシーンですかね…
「お兄ちゃんだって、もうひとりの私の方がよかったんでしょ……?」
こんなこと言われたら、物語に没入しまくってる自分はもう…
「そんなわけないだろ!!」
って言いたくて咲太とシンクロするように立ち上がりましたよね(笑)
…相変わらず本を読んでると没入しすぎちゃうなぁ自分…
さて、ここまでは面白かったところなんですが、
ちょっと個人的に「う~ん…」と思う点もあって…
果たして、このエピローグに1巻も使わなければいけなかったのか?
っていうことなんですよね。
思春期症候群についての話ではなかったのもあって、
なんか全体的に平坦な話のイメージだったんですよね、個人的に。
でも、まあ今回は、第2章の序章っていう感じだったんでこれから次第ですよね!
また良い引きしてやがるからなぁ!今回も!
まとめ
お勧め度:★★★☆☆
以上です。
やっぱりちょっとこの巻だけだと物足りなさを感じるけど、これからですからね!
あんなに綺麗に終わった後での新章…否応なく期待しちゃいますよ(笑)