【感想】戦闘員、派遣します!(1巻)【ラノベ】
あらすじ
世界征服を目前にし、更なる侵略地への先兵として派遣された戦闘員六号の行動に『秘密結社キサラギ』の幹部達は頭を悩ませていた。
侵略先の神事の言葉を『おちんち○祭』と変更するなど、数々のクズ発言。さらには自らの評価が低いと主張、賃上げを要求する始末。
しかし、人類と思しき種族が今まさに魔王軍を名乗る同業者に滅ぼされると伝えられ―。
「世界に悪の組織は2つもいらねぇんだよ!」
現代兵器を駆使し、新世界進撃がはじまる!!
2017年11月に発売された「戦闘員、派遣します!」という作品です。
まだ1巻しか出ていない作品になります。
どういうお話か?
作者は暁なつめ先生ということで、
基本的には、前作「この素晴らしい世界に祝福を!」(以下、このすば)に似たコメディ作品です。
ですが、前作よりもバトル要素が強めな作品になっていますね。
バトル多め、ギャグ控えめ(当社比)な 「このすば」
だと思うと大体雰囲気があってると思います。
お勧めポイント
①姑息に立ち回る主人公
基本的に姑息です(笑)
特に戦い方なんか顕著なものですね(笑)
まぁ、あらすじにあるお降り主人公は基本的に悪側の人間なので
考え方もそっち(悪)側になるのもしょうがないですけどね!
②原作の「このすば」と同じ雰囲気
ごめん、先に謝っとくと…自分は基本アニメでしかこのすばを見てません!
それでも一応、原作の1巻だけは読んだ感じだけで言うと、
ギャグシーンとかのテキストの感じは同じ雰囲気のように感じたので
このすばの原作を読んでた人には「これぞ暁なつめ先生!」と納得できるものになっているんじゃないかなぁと思います。
ネガティブポイント
①キャラが弱い
個人的にはこれに集約されるような気がします…
誰が話しているのかわかりづらいんですよね(苦笑)
少し頭を使って読めば誰が話しているのかわかるんですが、
その時点でコメディに重要な"テンポ"が失われてしまうので、なんかそこが惜しいんですよね…
「このすば」くらい個性が振り切ったキャラでいて欲しかったなぁ…
まとめ
お勧め度:★★★☆☆
お勧め人物像:
・原作の「このすば」が好きな人
・暁なつめ先生のファンな人
向かないかもしれない人物像:
・原作の方の「このすば」を見ていない人
・「このすば」が合わなかった人
以上です。
良くも悪くも「暁なつめ先生ファン」用の作品だと思います。
なので、この作者の大ファンであればかなり楽しめる作品になっているので、その方は是非!