キロリアの3冊目

オタクの3冊目=布教用 ということで、自分(キロリア)が布教したいラノベやギャルゲなどの感想を気持ちのままに書いていくブログです。

【感想】天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~(1巻)【ラノベ】

あらすじ

 

「さすが殿下! これが狙いとは! 」
「どこまでもついて参ります! 」
「殿下! 」「殿下! 」「殿下! 」「殿下! 」
『(一体どうしてこうなった!?)』
資源も人材も兵力もない弱小国家を背負うことになった若き王子ウェイン。

文武に秀で、臣下からの信頼も厚い彼にはひそかな願いがあった。
「国売ってトンズラしてえええ! 」
そう、王子の本性は悠々自適の隠居生活を目論む売国奴だったのだ!
だが、大国に媚びを売ろうと外交すれば予期せず一方的に利益を手にし
隣国との戦争で程よく勝とうとすれば大勝利。名声は上がるが売国は遠のき、
臣民はイケイケ状態で退くに退けない!?
天才王子による予想外だらけの弱小国家運営譚、開幕!

 

 

f:id:lowrail:20181231225051j:plain

出典:

https://ga.sbcr.jp/bunko_blog/cat380/20180413/

 

 

さて、年が変わる寸前の更新になっちゃいましたね(笑)

 

今回は2018年5月に発売された

「天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~」の1巻です。

このラノ2018読んでて気になったんで買っちゃいました!

たまにはラブコメじゃなくてファンタジーも読みたかったしね。

 

 

どういうお話か?

あとがきから言葉を持ってくるなら…

国家運営モノになります!

 

もっと大きく言うと "ファンタジー" ですね!

あ、でもなろうとかで流行ってる "異世界転生モノ" ではないので誤解無いように。

 

あとは…

若干、俺TUEEモノですかね?なんたって、主人公天才ですから(笑)

でも、そんな主人公が意図してないのにその俺TUEEっぷりを出してしまって

隠れたところでドタバタしてしまうのが面白いんですよ!

 

なので、そういう主人公とかそういう物語が好きな人にはお勧めですよ!

気軽に読めますしね!

 

 

 

お勧めポイント

主人公の予期せぬ俺TUEEっぷりが楽しい

 

あらすじにもある通り主人公は、売国して気楽に、悠々自適に暮らしたいんですが、

天才故に、意図せず上手く国家運営できてしまうんですよ。

その時の主人公の心の中での慌てっぷりが面白くて笑えちゃうんですよ! 

 

なんでしょうね…この主人公に対して勝手に周りの人の評価が過剰に上がってく感じ…

あのアニメ化もされた「オーバーロード」の初期を思い出しましたね(笑)

でも、アインズ様と違って、この作品にはわかってくれてる相棒ニニムちゃんがいるよ!やったね!!

 

というわけで、

主人公の天才っぷりと主人公の慌てっぷりを楽しむ作品と言っても過言じゃないかと思いますね!

 

ネガティブポイント

登場人物が多め

 

ブコメと比べちゃうと、

こういうファンタジー、特に軍隊とか国家モノは登場人物はどうしても多くなっちゃうんですよねー

 

なので、こういうファンタジー作品を読むときには想像力が大事だと個人的に思ってます。

描写されている場所とか国家間の地図を頭の中である程度想像してから読み進める、

名前付きで良く出てくる人物を頭の中で一度想像してから読み進める

という感じで進めると?が浮かばずに楽しく読めると思うので!

 

すいません、ちょっと話がそれましたね(笑)

 

要は、いつもラブコメばっかりを読んでる人にとっては、

登場人物が多いのでそこの想像部分で苦労するかもしれないよ!ってことですよ。

 

まぁ、「想像力」って言ってみれば「妄想力」と同じようなものなんで大丈夫でしょ!

自分もだけど、オタクって得意でしょ?妄想とか!

 

 

 

まとめ

お勧め度:★★★★

 

お勧め人物像:

 ・気軽なファンタジー作品が読みたい人

 ・「予期せぬ俺TUEE主人公」ってワードが気になった人

 

向かないかもしれない人物像:

 ・俺TUEE系主人公が好きではない人

 ・想像しながら読むのが苦手な人

 

以上です。

 

最近ラブコメばっかで久々にファンタジーモノ読んだけど面白かったですね!

このラノのランキングってなんだかんだ言われること多いけど

ランクインする作品って大外れなことはないから、作品を知るきっかけとしてはやっぱり良いよね!