【感想】痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(1巻)【ラノベ】
あらすじ
ゲームなどの知識に乏しく、ステータスポイントを全て防御力に振ってしまったメイプル。動きも遅く、魔法も使えず、挙句の果てには兎にすらどつき回される始末。
あれ、でも全然痛くない…っていうか、ダメージゼロ?極振りの結果、手にしたスキルは“絶対防御”。さらには一撃必殺のカウンタースキルまで取得して―!?
あらゆる攻撃を無効化し、致死毒スキルで蹂躙していく『移動要塞型』新人、自らの異常さに気づくことなく、出陣!
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出典:
https://kadokawabooks.jp/product/itainohaiya/321705000488.html
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2017年9月に発売された
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の1巻です。
略称は「防振り」らしいですよ。
個人的に、なろう原作かつ、この単行本サイズの作品読むの初めてなんですよねー
どういうお話か?
SAOとかで今や一般的になった
VRMMOのお話ですね!
なろう原産と言えば、異世界転生か、こういうオンラインゲーム系か、
っていう印象が個人的には強いですね。
さて、この作品の特徴としては、
まず「主人公が女の子」っていうところですかね?
ラノベ主人公ってやっぱり読者が感情移入しやすいように男の子ですからね!
なので、読むときは主人公に感情移入と言うより、
自分は、主人公を見守る日常系アニメを観るような感覚で読んでましたね。
…まあ、その割に戦い方は日常系とは程遠いんですけど(笑)
他の特徴としては、「ストレスフリーに読める」っていうのがありますけど、
これはお勧めポイントの方で書いておきましょうか。
あ、ちなみに俺TUEEE物ですよ!
…いや、主人公は女の子だから私TUEEE物かな?
でも…何だろう、女の子だからか「イラッと」は来ないんで
そういうの苦手な人でも結構大丈夫な気もしますけどね!
お勧めポイント
とにかくストレスフリーに読み進められる
自分の偏見かもしれないですけど…
こういうファンタジー的な作品って、
胸糞な出来事が起きてそれを主人公がドヤ顔して解決するっていう展開がよくあると思うんですけど…
そういう胸糞悪いのは一切ないです!
それでも、「面白い!」「次が気になる!」「いつの間にか読み終わっちゃった!」
ってなるこの作品は凄いと思いますよ。
ちょくちょく挟んでくるモブ達(他プレイヤー、ネットの住人、ゲーム運営)の主人公評とかが特に面白いんですよね~
なかなか(良い意味で)ひどい言われようしてますからね!
この作品で一番好きなシーンかもしれない(笑)
ネガティブポイント
スキルを覚えるのが大変
ゲームなんでスキルはあるわけですけど、
この作品はどんどん新しいスキルを覚えて行って
更に、それが主人公だけでなく他のキャラ全員がやっていくんだから
そりゃあ、「これどんなイメージのスキルだっけ?」ってなりますよ!
まぁ、しょうがないですね!
こういう戦闘描写が多い作品は、如何に戦闘の様子をイメージしながら読めるかによって面白さが段違いですから…
なので、結局一番の敵は自分の想像力のなさ!
みなさん、自分の想像力に勝ちましょう!!
…という感じでちょっとカッコつけて締めてみたけど…「痛い」かな?
あ、中の人は精神的防御力に極振りしてないので何も言わないでもらえると助かります(笑)
まとめ
お勧め度:★★★★☆
お勧め人物像:
・ファンタジー+日常系な作品が読みたい人
・TUEEE系が苦手じゃない人
向かないかもしれない人物像:
・主人公に感情移入して読みたい人
・想像しながら読みたくないという人
以上です。
なろう系の原作ってほぼ初めて読んだけど、面白いですね!
多分これ、今出てる5巻まではすぐに読み切っちゃうんじゃないかな?