キロリアの3冊目

オタクの3冊目=布教用 ということで、自分(キロリア)が布教したいラノベやギャルゲなどの感想を気持ちのままに書いていくブログです。

【感想】りゅうおうのおしごと!(10巻)【ラノベ】

あらすじ

 

竜王、遂に小学校の教壇に立つ!

「澪たち、くじゅるー先生に鍛えてもらいたいんです!」
小学生の将棋大会『なにわ王将戦』で優勝を目指すJS研。
しかしあいの新しい担任にJSとの同居を問題視された八一は、自らの潔白を証明するため小学校で将棋の授業を受け持つことに。
一方、女流名跡リーグ進出を目指すあいの前には謎の女流棋士が立ちはだかり、そして銀子は地獄の三段リーグで孤独な戦いを始めようとしていた――。
それぞれの戦場で繰り広げられる魂の激突。決意と別離の第10巻!
小さな背中に翼が生えたとき、天使は自らの力で羽搏き始める!!

 

 

※1~9巻のネタバレ及び10巻のネタバレをかなり含んでいるので、

 それを踏まえた上でお読み下さい!

 

 

 

 

f:id:lowrail:20190219203217j:plain

出典:

https://www.sbcr.jp/products/4815601027.html

 

今回は2019年2月14日に発売された「りゅうおうのおしごと!」の10巻です。

今1番待ってる作品の新刊来たぜ!

 

感想

今回は色々盛りだくさんな巻でしたね!

あいの覚醒、なにわ王将戦三段リーグ

 

でも、それでいて"闇鍋"化はしておらず、

それぞれの山場がうまく味を出して、まとまって面白さが上がってる

どちらかと言うと"寄せ鍋"のような巻になってるんですよ!

…自分で書いといて何言ってんだってなったわ(笑)

 

それじゃ今回は幾つかの山場ごとに書いていきますね。

ちなみに、自分は今巻で4回ちょい泣きしてるんでそこも書いていきます(笑)

 

 

 

・あいVS岳滅鬼翼

個人的にこの巻で一番熱いシーンですよ!

ちょくちょく思ってはいたけど棋士としての八一はやっぱり怖いと再認識しましたよ、今回。

まさか序盤に弱いことが全て伏線になっていたとは…

ここらへんのシーンはずっとゾクゾクして読んでましたよ…

特に、八一と桂香のやり取りの

「あなたまさか…………あいちゃんも……!?」

っていうところでもうゾクゾクがピークでしたよ!!

予期せぬところからの伏線回収ってやっぱり最高ですよ…!

 

後は、翼さんですね…

対局後に兄弟子が駆けつけてくるシーンとか自分の第1ちょい泣きポイントですよ!

そうだよな…あんな泥仕合スタイルになってまで棋士続けてるんだから将棋やめたくないに決まってるよな…

 

うん…

 

 

・なにわ王将戦

残りのちょい泣きポイントは全部ここですね!

 

1つ目はシャルちゃんの決死の対局!
あの涙でぐしゃぐしゃの挿絵はずるいわ!あんなの見たら泣くに決まってんじゃん!
ホントいい仕事してますねぇ!しらび先生!

 

2つ目は決勝を八一と見守ってる綾乃のシーン
「……けど…………やっぱりくやしい、です……」
このセリフで来たなぁ、そりゃそうだよな…そりゃそうだよ…

 

3つ目は澪と両親とのやり取りのシーン
こういうシーンには弱いよ…
これはもう完全に泣かせに来てますよ…

 

 

 

三段リーグ

"地獄"
ひたすらにこれしかないでしょ…

地獄っぷりがもう文章からひしひしと伝わってきて…

坂梨さんが道の真ん中で泣いてるシーンとか、もう怖すぎてさぁ…


やっぱりこういう直接感情に訴えかけられるような文章はこの作者上手いわ。

なんか自分でもよくわからないのに文章のパワーによって恐怖したり、泣いたりしちゃうんだからなぁ…

 

そして問題のラストシーンですよ!

こんな引き気になるに決まってるじゃん!!

次の巻はよ!!

 

 

・その他

天衣ちゃん前巻からかわいすぎない!?

素晴らしい挿絵をありがとう!!

 

後どうでもいいかもですけど、

モノポリー大阪版と大阪環状線版ってホントにあるんですね!

調べたら他にも横浜版とかお台場版、秋田県版とかもあるらしいですね。

ボードゲーム好きなのに知らなかったの若干悔しい…

 

 

こんなものですかね?

 

10巻最高でしたね!読み終わった後テンションMAXでしたよ!

でも、あの引きは気になりすぎるから早く続きを下さい(笑)

 

 

 まとめ

お勧め度:★★★★★

 

 

以上です。

 

感想は大体上で書いちゃったんで、ここではモノポリー勧めときます?

人生ゲームよりは考える要素があるんで高校~大学生くらいがやると一番楽しめると思いますよ!

…これもう何のブログだよ…