【感想】ようこそ実力至上主義の教室へ (8巻)【ラノベ】
あらすじ
3学期開始と共に、高度育成高等学校の全生徒は山奥の校舎へと案内される。実施される特別試験の名称は『混合合宿』。男女別に1学年を6つのグループに分割。さらに2年、3年もグループに合流するという。最終的に所属する全生徒の平均点が高かった上位3つのグループにボーナスポイントが与えられる一方、最下位のグループ責任者は退学となるという。退学処分有りの特別試験に慄く一同。そしてグループの分け方は生徒に一任。敵同士だったはずのクラスと手を組むという感情的なもつれが波乱を生む!
さらに新生徒会長の南雲、そしてあの高円寺にも動きがあるようで―!?
※1~7巻のネタバレ及び8巻のネタバレをかなり含んでいるので、
それを踏まえた上でお読み下さい!
2018年5月に発売された「ようこそ実力至上主義の教室へ」の8巻です。
感想
今巻の内容のまとめとしては、
「溜め回」「高円寺回」
って感じですかね?
主人公の清隆も基本的にずっと"観察"に徹してましたしね!
でも、
上級生との対決の序章かつ、今まで謎に包まれていた万能人間「高円寺」の謎が少しだけわかった回なんで
充分にワクワクさせてくれる巻でした!
相変わらずワクワクさせるのが得意だなぁ!この作者は!
詳しい感想も書いていきましょうか。
今回は気になる内容がちょくちょくあったんで
そこをピックアップして書いていきます。
①一之瀬に対しての坂柳の攻撃内容とは?
実は今回1番個人的に気になったのはここです!
清隆の状況から見ればそこの攻防は全然興味ないところなので情報があまりにも少ないんですよね…
どうなったって今のところは清隆自身に危険はなさそうなので(笑)
結局のところ、
「一之瀬に"闇"があるのかないのか?ある場合はそれを坂柳はつかんでいるのか?」
これ次第でしょうね。
今巻を読んだ個人的な考えとしては、
「一之瀬に"闇"はない。しかし、一之瀬の過去情報等を坂柳は既に知っていて、
それをB組生徒達に流すことによって少しずつ『一之瀬が裏切るかも?』という疑念を抱かせ、崩壊させる。」
という、要は「"闇"がなければ作ればいい」っていう作戦はあり得るかな?
と予想してますけど…大外れしたら恥ずかしいんで忘れてください(笑)
B組の仲の良さはこんなにやわじゃないかもですしね。
でも、この 1-A vs 1-B はしばらく答えが出ないで、2年になるまで引っ張るんじゃないですかね?
先に上級生編をやらないと堀北兄は卒業しちゃうんで、しばらく1年同士の戦いは下火になる予想をしてます。
②南雲先輩について
正直、清隆に見抜かれているところが小物にしか見えない…(笑)
そして、堀北兄も少し怪しくなってきた…
それは、置いといて
ここからどう展開して南雲先輩と戦うことになるのかは…
予想がつかない!
だから、ここはめちゃくちゃ楽しみなんだよなぁ。
次巻を待とう!
③朝比奈先輩について
これは清隆にとって、上級生の情報を集めるのに便利な存在ですね…
つまり今後大事にされるキーキャラになるってことですよ!
これはあり得るぞ…!
これから軽井沢と同じ曲線を描いてのメインヒロイン級キャラへの昇格!!
朝比奈先輩の今後は果たしてどうなるか楽しみだなぁ…
④堀北と櫛田について
今のところ着地点が見えない平行線だから何とも言えない…
しばらくは動かなそうだなぁ。
⑤軽井沢について
いつも通りかわいい!
特に特典SSの軽井沢目線とか前巻からかわいすぎてヤバいしね!
軽井沢が「惚れた方の負け」とか言ってるんだぜ!!
…なぜこれを本編に入れてくれないのか。
⑤風呂でのシーンについて
これ「暁の護衛」でも見たぞ(笑)
こういうの好きだね!作者は!
自分も好きだからもっこういうギャグシーンやってもいいぞ!
むしろもっとやれ(笑)
こんなもんですかね!
上級生編はどうなるのかまるで見当がつかないからどう展開していくのか
ホント楽しみですね!
まとめ
お勧め度:★★★★☆
以上です。
「溜め回」なんで星4ですかね。
というか、「高円寺回」って言ったのに高円寺についてなんも書いてないな…