【感想】りゅうおうのおしごと!(6巻)【ラノベ】
6巻あらすじ
「重度のロリコンですね。治療法は死ぬしかありません」
竜王防衛を果たし、史上最年少で九段に昇った八一。二人の弟子も
女流棋士になれて順風満帆……と思いきや、新年早々問題発生!?
不眠症や変な夢に悩まされ、初詣で怪しげなおみくじを引き、初JS研
では小学生全員に告白され、弟子の棋士室デビューは大失敗。おまけ
にあいはロリコンを殺す服を着て既成事実を作ろうと迫る。殺す気か!!
そんな中、銀子は奨励会三段になるための大一番を迎えるが――新キャラも大量に登場! 熱さ急上昇で新章突入の第6巻!!
新時代の将棋の歴史は、ここから始まる。
2017年7月に発売された「りゅうおうのおしごと!」の6巻です。
1~5巻については前に記事を書いたのでそちらを見てください。
1~5巻のネタバレはあるかもなので注意してください。
どういうお話か?
今巻のお話は主人公の姉弟子「空銀子」ちゃんのお話がメインとなります。
今まで不遇過ぎたからやっときたか…!って感じですね。
また、今巻のテーマは、"将棋星人と人間の違い"という感じですね。
主人公や他の奨励会員という"将棋星人"たちに対して、
「空銀子」という"人間"がどのように考えているのか、という箇所が中心だと思っています。
お勧めポイント
①「空銀子」中心回
正直、今までがヒロインとして不遇過ぎて…不遇過ぎて…
嫌われることの多い暴力系ヒロインでもあるのでしょうがないのかもしれないけど、
自分は女性キャラの中で一番好きです!!
…他が大体ロリキャラだからというのもあるけどね(笑)
②圧倒的な才能との試合
ヒロイン「空銀子」に才能がないわけではもちろんないんだけど
あまりにも主人公や周りの人達の才能がありすぎるんですよね。
しかし、それがわかっていてても立ち向かっていく…
その勇気が素晴らしいと思いませんか!?
なかなかできることじゃないと思うんですよ…
相手の方が確実に強いとわかっているにも関わらず、逃げずに戦いに行く。
そして、この試合の決着がまたね…
なんだろうな…悲しくて、絶望して、でも嬉しくないわけでもなくて…みたいな感じで…
結果ですね「空銀子」が好きになる巻です!
ネガティブポイント
①ロリ要素
これ、1~5巻の時も書いたんですが邪魔に感じてしまうんですよね。
キャラ一人一人に問題があるわけじゃないんですけど、
他の部分(将棋の試合等)が良すぎてそう感じちゃいますね。
まとめ
お勧め度:★★★★★
お勧め人物像:
・圧倒的な才能に相対するというシチュエーションに燃える人
・年下の姉が好きな人
向かないかもしれない人物像:
・暴力系ヒロインが好きじゃない人
以上です。
不遇だったヒロイン「空銀子」の心情が描かれていて、この子のことが好きになる巻になっていますよ。