【感想】誰が喚んだの!? ~異世界とゲーム作りとリクルート召喚~【ラノベ】
あらすじ
―数年前、クリエイターだった久保俊徳を巻き込み、秋葉原は街ごと異世界へと転移した。現在、俊徳はここ秋葉原(in異世界)の片隅にある小さなゲーム開発室を率いていた。
だが、エルフや獣人、魔族といった一風変わった制作メンバーは、スキルも足らず、発売延期が繰り返されるばかり。俊徳は考えた。これはもう“ヘルプ”を呼ぶしかないと。これは、異世界におけるゲーム制作と、現世からクリエイターを召喚しようという無謀な計画の実録である。
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出典:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321712001135/
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2018年9月に発売された「誰が喚んだの!? ~異世界とゲーム作りとリクルート召喚~」です。
べ、別に絵に釣られて買ったわけじゃないんだからねっ!
どういうお話か?
異世界ものです!って書こうとしたんですけど…
完全に異世界要素はオマケです!
話の本質としては、"お仕事もの"って感じですかね?
ギャルゲ・エロゲ業界の話がメインです!
あとは…プラスしてちょっとラブコメですねー
なので戦闘とかはないです(笑)
読んでる感覚としては、キャラゲーの日常シーンを見てる感覚とほぼ一緒なんで
そういうのが好きな人にはお勧めな作品かもしれないですね。
…なんか箇条書きっぽくなってしまったかもな(笑)
お勧めポイント
生々しい業界の裏側話
やっぱり作者が現場を知ってると中々アレな話が実感伴って入ってくるなぁ…
この作品を読むと、
・ゲームを延期する際のメーカーの裏側
・全然ゲームを出してないのに潰れないメーカーの正体
などがわかるぞー
…いやいやエグイわ!
自分にとっては勉強になったし面白かったんで、
自分みたいなエロゲーマーの人にはかなりお勧めしたいですね!
絵もまどそふとのイラストレーターだからとっつきやすいだろうし!
ネガティブポイント
ストーリー的には普通
完全に個人の感想なので人によるかもですけど…
元から次巻ありきで書いているからか、
この巻単独で見ると何とも評価しづらい…
つまんなくはないけど、
「めちゃくちゃ面白い!」「そうくるか!」みたいにはならないんですよね…
本当に、「キャラゲーの共通シーンをいくつか読んだ」っていう気分ですかね?
ストーリーがどうなっていくかは
次巻以降でゆっくりゆっくり中長期的に楽しみにしましょうか。
まとめ
お勧め度:★★★☆☆
お勧め人物像:
・キャラゲーの共通シーン、日常系アニメが好きな人
・エロゲーマー
向かないかもしれない人物像:
・重厚なストーリーのある作品を読みたい人
・ギャルゲ・エロゲに全く興味がない人
以上です。
アニメで言うと日常系アニメみたいにぼーっと見てると楽しいって感じの作品ですかね。
エロゲやってる人にはお勧めだけど、その他の人にとってはどうだろう…?って作品なので人によっては評価は変わりそうですけど…
あと、今回はエロゲ、エロゲ連呼しちゃってすいません(笑)