【感想】天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~(2巻)【ラノベ】
あらすじ
「私と一緒に帝国を奪りませんか?」
次代の名君として臣民に慕われつつ、楽隠居を目指して日々売国を画策する小国ナトラの王太子ウェイン。
僅かな手勢で隣国との戦争に勝利し、その名を内外に響かせた彼のもとに突然舞い込んだのは、後継争いに揺れる帝国の皇女ロウェルミナとの縁談話だった!?
うますぎる話に警戒するウェインだったが、周囲は帝国との関係が深まるとお祭り騒ぎ。しかも非公式のお見合いに訪れた皇女から提案されたのは、野望に溢れたもので――。
「超断りてえええええええええ! 」
天才王子による七転八倒な弱小国家運営譚第二章、ここに開幕!
※1巻のネタバレ及び2巻のネタバレをかなり含んでいるので、
それを踏まえた上でお読み下さい!
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出典:
https://www.sbcr.jp/products/4797399004.html
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2018年9月に発売された「天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~」の2巻です。
実は3巻の方も読み終わってるんですけど、まぁそれは別の機会にでも書きましょう。
とりあえず今回は2巻の感想で!
感想
2巻も安定して、気軽に読める軍記物でいいですね!
軽すぎもなく、難しすぎずで程よく頭を使って想像しながら読んでいけてちょうどいいな~
このそこそこの気軽さが読んでて気持ちいいんですよ。
内容的な話をすると…
完全にロワ(皇女ロウェルミナ)の話ですね!
個人的にロワみたいな主人公と似たような思考を持ったライバル?的なキャラ好きなんですよ!
なんかこう2人だけの世界で勝負してるっ!って感じが。
…結局、主人公の方が上手ではあるんですけどね(笑)
あと、ラブコメ的にもロワみたいな素直になれない感じのキャラって良いよねー
終盤のニニムとの会話シーンとかニヤニヤしちゃってしょうがなかったわ!
王道だけど、王道だからこそ良いんですよ!!
…使い捨てではなく、今後もちょくちょく出てくれないかなぁ?
あと、今巻でロワ以外の感想だと…
ニニムの主人公に対する気持ちが読み切れないんだよなぁ…
ウェインとは身分の違いとかもあるだろうし、あきらめてるのか…
それとも、好きではあるけど結婚したいとまでは思っておらず、相棒としてずっと傍らにいたいのか…
ニニムの気持ちが若干読み切れていないんですよねぇ…
何はともあれ最後にニニムが報われてくれればいいんですけどねっ!
今のとこはそうなりそうなんで大丈夫っぽいですけど(笑)
まとめ
お勧め度:★★★★☆
以上です。
なんかラブコメ方面でしか感想書けてない気もするけど…まぁ、許して(笑)
もちろん、ウェインとロアの心理戦とか、そこに不確定要素として割り込むトラブルとかも面白かったんですけどね!